SSブログ

一ヶ月、そして、きりたんぽ [日記]

 今日であの大震災から1ヶ月です。時間がずっと止まってたような感覚もあるけど、あの時の寒さは確実に緩んでいます。今回の地震で被災地とはとてもとても言えない我が家ですけど、大勢の方からたくさんの支援物資を送って頂き、心配の電話をもらい、ネットで励まして頂き、本当にどれほどお礼を申し上げても足りないほどです。中学時代の友人とここ数年(もっとかな?)は年賀状だけのつきあいだったのに、震災後に何度も連絡を取り、友人のお母さんとも電話でお喋りをし(え~、ン十年ぶり??!)、きりたんぽの材料を送って頂きまして、今夜の我が家はきりたんぽです。今日は午後から雨が降り始め、鍋の温かさが本当に嬉しい。年寄り・その2には小鍋で届け、手元はちょっと危なくなってきた年寄り・その1には、ほどほどの大きさの食器に盛りつけて。年寄り・その1は余震をものともせず(笑)きれいに完食!私は家族が帰ってきたらガッツリ食べます(笑。落ち込んだり、持ち直したりとなかなか落ち着かないけれど、それでも、た~っくさんの方に支えられてるんだなぁ~と感じながら、我が家は元気です。
nice!(0)  コメント(0) 

日曜日 [日記]

 気持ちいいお天気の日。午前中は所属教会のミサへ。聖堂が使えず信徒館ホールでのミサだけれど、聖堂に比べると手狭なので、かなりギッシリになる。ミサは震災ボランティアとして動いてらっしゃるD会のW神父様のお説教で、海沿いの状況などを教えていただいた。簡単に一言で津波の被害といってしまうけれど、一軒一軒の家での状況は大変なもの。それは家を流されなくても、ほんのわずかに浸水した家でも変わらないだろう。
 ミサのあとは会議室に移って聖歌隊練習。次の日曜日は枝の主日でいよいよ聖週間が始まるし、年に一度しか歌わない聖歌もてんこ盛り。できるだけ時間をかけず(だって聖歌隊メンバーもそれぞれに地震で大変なことになってるので)、でもそれなりにきちんと成果を出したいので、曲によって練習方法を手を替え品を替えと、ここは頑張りどころだね。練習のあとは、役員さんに頼み込んで聖堂に入れてもらった。聖歌隊席に置きっぱなしの楽譜をもってきたかった。書き込みをたくさんしてる私の虎の巻なんだけど、それがないままではさすがに聖週間の典礼は不安だ。今年は例年に比べて変更点も多いだろうし・・・。ということで、聖堂に入ったんだけど、小聖堂の非常口?から入った途端に白壁のあちこちにひび割れが目についた。そこから聖堂に入ったら、埃で辺りは真っ白。あちこちに漆喰の大きなかけらが落ちている。2階まで(普通の住宅なら3階くらいの高さかな)の吹き抜けになっている天井を見上げると、柱とアーチの継ぎ目部分にすべて横一直線のひびが入ってる。2階の楽廊の床は以前よりもひびがかなり広がっている。建築家でもある役員さんによると、心配の必要のないひびらしい。でも、怖いよ~。楽譜をとって外に出ようとしたら、1階会衆席の中央通路に見覚えのあるボールペンが落ちていた。あれ?いつも譜面台に置いていたボールペンなんだけど、こんなところまで飛ばされて、転がったんだろうか。
 教会からの帰宅後はいつものように1週間分の食材と諸々の買い物に出かけた。大学ノートの予備がなくなったので、郊外の文房具店に出かけたら、新学期ということで子供たちもたくさんいて、かなりの賑わいだった。レジに並んでいたら声をかけられ、振り返ったら、T旅行社のWさんだった。20年近く前に初めて行ったハンガリー旅行の時の添乗員さんで、その後何かと顔を合わせることが多く、このGWの岩沼第九のナパ旅行でもお世話になっていた。演奏旅行は流れてしまったけれど、ナパとの交流はまだ続くでしょう。Wさんもお元気そうでよかった。帰宅後は大学の入学式のことでM先生と連絡を取り、その電話で学生が一人亡くなっていたことを聞いた。まだ1年生だったんだよね。痛ましい。ご冥福を祈ります、なんてことばで済ませられないほど胸が痛い。彼女だけではなく、3万人近い命が失われているとはわかっているんだけど。
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。