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余震の次の日 [日記]

 しっかり寝たはずなんだけど、なんだか寝不足っぽい朝、余震のショックは待っていた・・・。4週間かけて入れ直したはずの本棚は元に戻り、台所の食器棚は動いて入り口の引き戸が開かない。先月の本震で無事だった予備の食器が入ってる食器棚の戸が全開になり中の食器がほとんど飛び出していた。まぁ、今回は割れるワインは残ってなかったけどさ。片付ける気力のないままに午前中は所属教会の聖歌隊強化練習に行ってきた。余震が続いても聖週間は待ってくれない。枝の主日から復活の続唱まで、ざ~っと全曲を通した。Cantate Dominoもこんな時期だから歌いたいと言うことになり、さわりを練習した。あとはミサのあとの練習2回と聖金曜日の午前中の練習でなんとかしよう。お昼に帰宅し、少しだけ片付けをした。ホント、賽の河原の石積みの気分だね。午後からは教会での葬儀ミサ。聖堂に入りたかったんだけど、止められた。余震が来たらヘルメットしてても危険すぎる、と言われた。本震のあとに入ったときは、赤ちゃんの頭ほどのコンクリート片が落ちていて、かなり床が埃や破片で白くなっていた。先月の余震で壁にひびが入ったらしい。さらに今回のお化け余震で天井のアーチの継ぎ目部分のほとんどに大きくひびが入ったらしい。一応、司教区のHPには聖堂の被害は軽微で使用可能ってことになってるけど、絶対にそんな軽い被害じゃないよね。一昨日の余震でカテドラルの聖堂、内陣天井部分も剥落したらしい。もうこれ以上、余震は勘弁して欲しいよぉ~。
 夕方、年寄りたちにはいつものように晩ご飯を準備したけれど、どうにも自分の晩ご飯は作りたくなかったので、会社にいる家族と連絡を取って、久し振りに沖縄料理を食べに行った。美味しいし、野菜がタップリ食べられるし、震災直後から家族総出で再開準備を頑張っていたのを知っていたので応援を兼ねて。久し振りにオリオンビールを飲んで、泡盛飲んで、お料理を楽しんだ。会社の様子をダンナに聞いたら「ロッカーが倒れ、サーバが倒れ、モニターが倒れ、ついでに壁が倒れ、部屋が広くなった」と言うことだった。他の会社でも、本震でロッカーが倒れないように壁に固定してたら壁ごと倒れた、という話しは聞いてた。もちろん柔なパーテーションに固定するはずはないので、そこそこに強度のある壁に固定しても、壁が抜けてしまうほどの揺れだったんだよね。津波の被害のないところでさえ、これほどの被害が出ている。地域が元に戻るまで、というのか、立ち直るまで、どのくらいかかるんだろう。
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