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週末 [合唱・聖歌隊]

 土曜日は卒業式。朝からあいにくの雪模様だった。9時に会場に入れるようにイズミティに向かったが、地下鉄構内を走るスーツ姿の女子大生の姿がチラホラ・・・。9時集合の4年生だね。(がんばれ~~!) 卒業式に参加する聖歌隊員は全員2年生で、去年は式が中止だったので全員初めての卒業式だ。いつもなら上級生が段取りをわかってるので、こちらは大雑把な指示を出すだけで済むが、今年はそうもいかなかった。その分、来年はうまく回るでしょう。聖書朗読は善きサマリア人の箇所、そのあとの司教様の講話は黙祷から始まった。壇上に上がる方は皆さん去年の震災に触れ、この1年のことを話された。卒業生にとっても大きな意味を持つ一年だっただろう。シャロームの歌詞にある「悲しみを乗り越え、苦しみを乗り越え、歩み続けてほしい」という言葉を本当に噛みしめた卒業式だった。

 日曜日はあの震災から1年に当たる日。目が覚めたらどうにも動けない。怠いし眩暈がするしギブアップ状態。ミサを休みギリギリまで寝て、カテドラルでの聖歌練習に行った。本末転倒な気もするが、昨日の午後は司教様司式の「東日本大震災犠牲者追悼並びに復興祈願ミサ」があり、その時に歌う聖歌が普段歌ってない聖歌だと前日に連絡をもらっていた。まずは一通りスムーズに歌えるように練習し、来週の答唱詩篇の聖歌を練習した。滅多に歌わない曲なので、第1朗読の箇所と合わせて考えてもらいながら、曲を作っていく。典礼聖歌の詩篇はかなり共通してることが多いが、その時の朗読箇所とか、典礼暦を考えるとポイントとなる言葉が違う。そこにどう焦点をあてて歌としてまとめていくかという作業が必要だといつも考える。そうじゃないと慣れ過ぎて手垢が付いた状態で歌って終わりになってしまう。時間に余裕があったので復活の続唱まで練習して終了。解散したタイミングで、午後のミサの答唱詩篇のソロ担当の人がやってきたので、発音や音程、ブレスの処理などワンポイントレッスンをして仕事終了。早く帰りたかったが結局はいつもの30分押しとなってしまった。昼食を取り、買い物して帰宅。買い物の途中でちょうど2時46分となった。店内のBGMは消され、それまでお客さんたちの声が賑やかだったのに、す~っと静かになっていった。そのあとはバッハが流れ、駐車場に着いた時にはシューベルトの弦楽五重奏曲が流れていた。(何とも渋い選曲だ)  帰宅後はそのままダウン。夕食もとらず、ひたすらひたすら寝ていた。朝になったら普通になっていた。今日はのんびりしよう。


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