甘えたい気分 [日常のこと]
朝、早い時間に階下で音がした。眠かったのでそのままにしてたんだけど、年寄りが滑って転んだ音だった。6時過ぎに台所に下りていって、状況がわかった。少々の打ち身ですんだので問題は全くなかったんだけど、長年住んでるところで転ぶというのは慣れてるようでもショックがあったようだ。今日一日涙もろくなり、オロオロするばかりだった。たぶん甘えたい気分の時もあるんだよねぇと思い、湿布を貼り(外から見ると問題はないのですが)、ゆっくり話を聞いた。なんとなく私の口調は保育所の保母さんに似てくる。年寄りの耳が遠いので声は大きくなるけれどね。自分の体が思うようにならなくなるってどんな気持ちなんだろう。80過ぎて、自分の息子(とうに50を過ぎてる)をまだあたかも小学生のように気遣う気持ちってどんなものなんだろう。想像のつかないことばかりだ。ハイデガーの「存在と時間」を読み始めた。といっても、読み終わるにはかなり時間がかかりそうだけど、「私にはわからない、難しすぎる」という思い込みからも自由になりたいしね。
2011-11-12 20:43
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